なりたいモノがなんにもナイ

戌年のひつじみたいな人間が書く日記。それだけ。

「社長と仲がいいから」

 

今日が休暇だからといい

朝方4時まで夜更かしをしているクズの仙道。そう、わたし。

そんな私は接客業を3年程しているのだが、やはり色々なお客様が来る。

沢山のお客様と出会う1つ1つが毎回面白く、私のなりたいモノ探しヒントになる事もある。まだ見つからない訳だが。

今日は特に記憶に残ったお客様の話でもしようかな。

 

名前や顔ははっきりと覚えていないが

かなり酒に酔っており、千鳥足の男性。

ある業種で県内1,2位を争うほどの大きい会社の立ち上げメンバー兼作業員。

 

ここまで聞いて私は純粋且つ単純にこう思った。

「普通にすごくね」

純粋且つ単純に尊敬したし、社長さんとの出会いも中々奥が深かった。

話を聞いててワクワクしたのも嘘ではないし、嘘・・・じゃないぞ。

 

しかし

今日はお休みなんですね、そんなことを他愛もなく話している時だった。

その男性からある言葉が出た。

 

【俺、社長と仲いいから何でもしていいんだよ】

 

ここで先程の尊敬は抹殺させて頂こう。

そして何度も使用するが、純粋且つ単純にこう思った。

 

貴様、何様だ???

 

口が悪いのも、毒舌なのも母親譲りなので

そこはお許し願いたいのだが、正直に思ってしまったのだ。

【仲がいい】から【何でもしていい】

この定義が私の頭のなかには無かった為、酷く嫌悪感を抱いた。

別にその男性の人柄を全否定するわけではない。あくまで個人的な嫌悪感。

 

なにもナイ私でも、茶の湯道を8年、9年程学んできた。

その道に当てはめてはいけないのだが、どれだけ仲が良くても

礼に始まり礼に終わるのが普通だと思っていた。仲がいいからなんでもしていい

そんな私にとって横暴な考えは無かった。世間は面白いなあ(他人事)

 

しかし、その人は大きな声で自慢げに仲がいいことを主張していた。

【社長と仲がいい】

【社長】といっても、実家がボンボンかもしれないし

元はサラリーマンかもしれないし、無職だったかもしれない。

たまたまその人が社長になっただけと言えばここで終わりの話。

 

自慢げに話す男性を見てずっと思っていたことがある。

「きっと社長が離れたら何も出来ないんだろうな」と。

人間頼ることは必要だと言うし、利用することも必要。

だがしかし、それは礼儀的なものがあってこそだと私は思う。

外で大きな声を出して言いたいかもしれない。自慢話したいかもしれない。

 

だから今日思った一言で締めようと思う。

 

【今日の一言】

自慢話はシラフでしよう